戦争もの3作

戦争ものはキライなのに、なぜか録画してしまう。ほとんど朝早く起きてみているので、もううるさいし、なんかつまらないのですが、この3作はわりと見れるものでした。これも面白かった順に紹介します。


=========================================
クライシス・オブ・アメリカ

これは私がはじめてWowowで見た映画で、そういう意味でも記念的作品。
主演はデンゼル・ワシントン。でもいつもの勇敢な感じとはちょっと違うダメさ加減も魅せてくれます。いやー、ホラーよりも恐ろしい。アメリカの現実。以前、戦争における演出を描いた「ワグザドッグ 噂の真相」という映画を思い出しました。息をつかせぬ展開と、メリル・ストリープをはじめとする役者陣のアクのつい演技にひっぱられて2時間10分くらいの長丁場もあっと言うまでした。ひさしぶりにジョナサン・デミらしい緊迫感を味わいました。ああ、こわい。

ストーリー>>ひとりの将校が華やかな政界の裏で渦巻く国家的陰謀に立ち向かう社会派サスペンス。洗脳された人物をホワイトハウスに送り込み世界の支配を目論む巨大企業と、その企みに気づき真相の究明に乗り出す男のスリリングな攻防を描く。

クライシス・オブ・アメリカ スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]

クライシス・オブ・アメリカ スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]

=========================================
ジャスティ

コリン・ファレルはいい役者だなあと初めて思った映画。戦争といっても、捕虜収容所内の殺人事件の真相を暴くという内容。人種差別や軍隊内の階級と実際の階級の差別とかいろいろ描いたヒューマンものともいえます。一応サスペンス要素が核になってはいますが、、

ストーリー>>1944年、ドイツ軍の捕虜収容所内で殺人事件が発生し、米軍中尉ハート(コリン・ファレル)は容疑者の黒人米兵の弁護を務めることに。しかし捕虜たちのリーダー的存在のマクナマラ大佐(ブルース・ウィリス)は、なぜか彼の調査をことごとく妨害していく…。

=========================================
グローリー

マシュー・ブロデリック主演なので、内容は全く興味がなかったのですが、見てみました。相変わらずマシューの性格がよくって、なおかつ黒人役はモーガン・フリーマンデンゼル・ワシントンという他にはいないのか??と思わせるキャストでした。

ストーリー>>南北戦争を舞台に、北軍の黒人部隊の指揮官と兵士たちの活躍と勇姿を描く戦記ドラマ。