2009-02-01から1ヶ月間の記事一覧

ゼロ年代の想像力

東浩紀批判ではじまる新世代の批評。その批判自体は的を得ている気がするが、その他のご本人の批評はそれほど面白くない。ゼロ年代の想像力作者: 宇野常寛出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2008/07/25メディア: ハードカバー購入: 41人 クリック: 1,089回こ…

バニー・レイクは行方不明

行方不明映画が好きなので、録画してみたらびっくるするほど奇妙な展開。最初「フライトプラン」「フォーガットン」の例からして、みんな騙してるパターンかと思ったんだけど、この映画はちょっと違うんだよねー。なんだか奇妙な感じになっちゃうし。 しかし…

二十世紀/橋本 治

私が学生時代一番好きな教科は歴史だった。日本史は「マンガ日本の歴史」を読んでいて、世界史は「ベルばら」とかそんなマンガを読んでいて、しかも100回近く読んでるから、勉強しなくてもよかったから。でもそうすると、弱いのは明治維新以降。なので、この…

クルマ

子供ができたので、一応クルマを買わないとと思っていたんですが、いろいろあって親戚がいらなくなったクルマをもらうこととなりました。 いらなくなったというくらいなので、少し古いし、無意味に大きいアコードワゴンというクルマなのですが、どうせそれほ…

迷子の警察音楽隊

しょっぱなから「これはイスラエル版レニングラード・ゴーアメリカだな」と思ったんだけど、その通りの映画だった。いろいろ賞もとっている。確かに面白い、そしていい映画だけど、そこまでの傑作ではない。最近こういうおだやかで平面的な映像で、じんわり…

コラムの花道 延長戦

ラジオ生活をはじめてから、はじめてのスペシャルウィーク。すごいねー。TVより豪華な気がするのは気のせいなのかなあ。ということで、いつもpodcastできいていたら「コラムの花道」もラジオで聞いちゃってます。延長戦は「最も影響を受けた人」ということで…

小林賢太郎テレビ

tv

15日に放送されていたのを、録画して見てみました。やっぱり面白い、天才。「ポツネン氏」のコントとかの合間にインタビューもあって、それも面白い。特に『「面白い」には笑える、以外にいろいろと種類がある』というのはその通りだなと思う。特に、最近…

ヒトラーの贋札

最近こういうヒトラー政権下の映画がドイツで多く作られているように思う。この映画の制作スタジオは「ヒトラー 〜最期の12日間〜」と同じらしいし、やっと冷静にヒトラー時代を詳細に描けるようになったのだろうか。ヒトラーの贋札 [DVD]出版社/メーカー: …

くちぶえカタログ

松浦弥太郎さんの本。装幀は立花文穂さんがやってらっしゃって、モノとしてもとても素敵な本です。 身の回りの「モノ」へ限りない愛情を注いで書き下ろした六〇篇の珠玉エッセイ。好奇心旺盛な20代から、落ち着いてモノと向き合いたくなってきた30代に入って…

蘇るユニコーン

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ドスペ2『復活記念特番・蘇えるユニコーン』で久しぶりに「デーゲーム」を聞いた。いい歌だな。 それにしてもユニコーンが再結成するなんて想像もしなかった。吉田豪さんの『バンドライフ』で阿部さんは「再結成はないでしょ」と言っていた気がしたのだけど…

DJ speaker

[rakuten:plywood:10001927:detail]ipodのポータブルスピーカーは適当なのとフツーなのを2つ持ってるんだけど、あればあるだけ便利。ということでこれも欲しいです。見た目かわいいしね。

東京大学「ノイズ文化論」講義

宮沢章夫さんが2006年に東大教養学部で行なった授業の講義録をまとめたもの。内容は1980年代から今の日本を通して、日本を覆う「ノイズ」的なものをノイズミュージックとともに紹介している、という感じでしょうか?東京大学「ノイズ文化論」講義作者: …

once ダブリンの街角で

全編デジタルビデオで撮られた、街の息づかいが切り取られたような、さわやかな映画。 題名や解説からして、恋愛映画かと思ったけど、いやーこれは音楽映画ですよね。ミュージカルといってもいいくらい。ONCE ダブリンの街角で デラックス版 [DVD]出版社/メ…

非婚同盟

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東海テレビが制作している昼ドラ。一時的に専業主婦となってしまった私もご多分に漏れず、週に2、3回見てしまう。 しかーし!このドラマ。いままでの昼のメロドラマとは全く違う。 なんせ、悲劇的なことがない。ほとんどコメディ。何せ、ここでの悲劇は「…

ポータブルラジオ

テレビは五感のうち二つを占領する。 なので、忙しいとついていても中途半端な情報が得られない。。朝、忙しいのでバタバタと動いていろいろとしていて、ああ、今日の天気は晴れでいいのか、だったら洗濯を!とか思っていて、テレビの左隅の天気予報をじーっ…

滝山コミューン一九七四

この本はすごく面白い。「自由」とは何なのか?というのは私の学生時代の命題のひとつで、大学にはいってカーの「自由への逃走」を読んで、「ああ、こういうことを今まで考えたのかなあ」と少し整理できたんだけど、学校という変な世界の歪んだ構造は今も昔…

サタデーナイトラボ「雑誌・トゥ・ザ・フューチャー!俺たち未来人!!

タマフルでやっていたこの企画。私も本棚の整理をするたびにやってます。 みなさんも是非。雑誌がなくても古本屋にいけば100円くらいで売ってますから。 なので常に、昔の雑誌を少しずつ残してます。「STUDIO VOICE」なんて特にいっぱいあります。「宝島」が…

おやすみなさい

子供が寝るときに聞くためにCDを買った。これを聞くとわりとすぐ寝てくれるんだけど、6曲目『 Lullaby No.1」というのがうるさすぎて、朝の歌みたいで起きてしまう(私が)。なのでこの曲はいらないなあと思う。悪い曲じゃないんだけどね。1曲目だったらい…

ホリペイ

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アリケンのスピンオフ?「裏アリケン」なんだけど、ホリケンが言ってるようにこっちのほうが面白い。衣装も黒でこちらのほうがいい(笑)。しかし、「毒」トーク番組となているんだけど、”毒”は全く感じられません。 前回のホリペイのトークテーマは『結婚』…

イン・アメリカ 三つの小さな願いごと

「マイレフトフット」「父の祈りを」のジム・シェリダン監督の映画なので面白いに決まっているのだけど、思っていたよりも重くなく(もちろん感動するのだけど)しかし、心にしみいる映画でした。 前半のNYの暑い夏を描いたシーンは、この真冬に見ていても不…

ゆん/山本精一

山本 精一さんのエッセイ集。ギターマガジン連載「ギタバリョー」をまとめたものらしいですが、相当面白いです。コトバのリズムとかも面白いし、内容も面白い。ゆん作者: 山本精一出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2008/03/01メディア: 単行本購入: 3人…