2008-04-01から1ヶ月間の記事一覧

きみの出番だ、同志モーゼル―詩人マヤコフスキー変死の謎

米原万里さんの「打ちのめされるようなすごい本」に紹介されていて、読みたくなったので借りてみた。きみの出番だ、同志モーゼル―詩人マヤコフスキー変死の謎作者: ワレンチンスコリャーチン,小笠原豊樹出版社/メーカー: 草思社発売日: 2000/01メディア: 単…

バスタオルは一回使ったら洗う??

先週の朝の「スッキリ」で話題になっていたんだけど、これってホント?? バスタオルは共有しない(うちは2枚あるけど、区別していない)人がほとんどだとしたら、4人家族だったら毎日4枚洗ってるってこと? そんなに干してる家見たことないよー。ありえない…

エクステ

こないだ見た『紀子の食卓』が面白かったので、同じく園子温監督の『エクステ』も見ることにする。ホラー映画ということだけど、いわゆる流行のJホラーじゃないんじゃないか?と最初の5分でわかる。エクステ [DVD]出版社/メーカー: TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(…

絶対安全文芸批評:佐々木敦

ボイスでたまに読んでいたのですが、それ以外に佐々木さんが書いている書評も含めた本がでたそうなので、借りて読んで見た。連載時のイラストが西島大介さんなので、この本の装丁イラストもそうなので、なんだか最近の感じがする本である。紙が黄色なのは閉…

今日からはじまる

名作『田舎の日曜日』で知られ、ベルトラン・タヴェルニエ監督作品。フランスの田舎町でかつて炭鉱町だったところで、貧しい子供たちのためにさまざま奮闘する幼稚園の園長、ダニエルの姿を描いたもの。幼児教育について保護が厚いと思われる、フランスでさ…

文学的商品学 斎藤 美奈子

斉藤美奈子さんの本はどれもこれも人気があるので、図書館で予約してもなかなか来ない。この本最近、文庫化されたらしいので、ハードカバーがスムーズに借りれるようになり借りてみた。文学的商品学 (文春文庫)作者: 斎藤美奈子出版社/メーカー: 文藝春秋発…

イカとクジラ

ウェス・アンダーソン監督の『ライフ・アクアティック』を共同脚本したノア・バームバック監督作、、ということで期待大。私としては『ライフ・アクアティック』より面白く、期待以上だった。私は ジェフ・ダニエルズが好きなのですが、なんだかいい感じに年…

ひま

今日は会社に行くとき、強風に煽られて前へ進めず泣きそうだった。それでやっとこさ、駅についたのに「川崎から蒲田間は20m以上の強風のため徐行運転」とのこと。品川まで普段だと10分もかからないのに、なんだかんだで25分くらいかかってしまった。 しかし…

一九七二 坪内祐三

副題「はじまりのおわり」と「おわりのはじまり」。「はじまりのおわり」と「おわりのはじまり」 一九七二 (文春文庫)作者: 坪内祐三出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2006/04/07メディア: 文庫 クリック: 20回この商品を含むブログ (82件) を見る「ひとつ…

日本溶解論

『下流社会』の三浦展の新書。アクロスらしい、分析を生かしためちゃくちゃマーケティングよりの本。内容として強引さが目につくけど、ところどころ「やっぱり」と思えるところもあった。日本溶解論―この国の若者たち作者: 三浦展,スタンダード通信社出版社/…

ヘンダーソン夫人の贈り物

ジュディ・デンチとボブ・ホスキンスというイギリスの誇る名優2人が共演している映画。この2人ができるということだけで「はずれ」はないと思えるし、実際そう。ヘンダーソン夫人の贈り物 デラックス版 [DVD]出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメン…

2分間ミステリ (ハヤカワ・ミステリ文庫)

小学生のとき、近所の友達のおにいちゃんが小さい分厚い「名探偵は君だ!」という本を持っていて、よくこういうトリックを暴いたもの。2分間ミステリ (ハヤカワ・ミステリ文庫)作者: ドナルド・J.ソボル,Donald J. Sobol,武藤崇恵出版社/メーカー: 早川書房…

フランシスコの2人の息子

ブラジル映画だということと、題名がなんだかよさそうな感じだということだけで録画をしてみた。見る前に番組情報を見ると「ブラジルのトップアーティスト:ゼゼ・ヂ・カマルゴ&ルシアーノの伝記映画」とある。あれれ、最近多いスターの成り上がりものかと思…

紀子の食卓

園子温、あいかわらずその名前がかっこいい。たしか本名なんだよね。いいなあ、かっこいい。この映画を見てひさびさに「園子温」のことを考えてみた。なんだかこの映画は昔のテイストと今のテイストがうまくまざっている。紀子の食卓 プレミアム・エディショ…

Kentaro Kobayashi Solo Performance Live Potsunen 2008 『Drop』

奇跡的にポツネンの追加発売分が取れた。仕事の後、いそぎで世田谷パブリックシアターに向かう。ポツネンは2度目かな?エレ片のpodcastを聞いているのが、悪いほうに影響してコバケンは遠い存在なのですが、いやー、すごいですね。天才だなと思います。こん…

ラダック 懐かしい未来

70年代に言語人類学者としてラダックに入ったヘレナ・ノバーグ・ホッジさんの著書。彼女は以来、一貫してこの地の伝統的な文化や自然、経済活動を守り、維持する活動を30年間にわたって続けてきて、世界各国にこの本は翻訳され、日本でも講演活動を行ったこ…

ジャック・タチ

何だか少しあったかくなったし、だらっとした気分になりたいので、ジャック・タチの映画をまとめて見てみた。 【ぼくの伯父さんの休暇】このポスターはなんだかどこでも見るし、サントラレコードも持っていて、見たこともあるのだか、ストーリーとかじゃない…

ドリームガールズ

エディ・マーフィーが好きなので見てみました。さすが世界のエンターテイナー!歌は上手いのはもちろん、ステージアクションがものすごくかっこいい。前半は、ビヨークたち(ドリームガールズ)よりも、エディ・マーフィー扮するジミー・アーリー(JBがモデ…

川崎大師に厄除けへ

厄年なので、厄除けのために川崎大師にいった。電車には乗るけれど近場なので、小さい頃にいったことはあるんだけど、ほとんど覚えていない。地元なので逆にいっていかなかった。なのですべてが新鮮で観光気分。 仲見世にあるお店は、川崎駅にあるお店ばかり…

みうらじゅんのサブカルジェッター

終わってしまったみたい。さみしいなあ。 でもまだpodcastにはいろいろたまっているのでいいのですけど、なんだか同じゲストでいいので、もう一巡回って欲しかった。58年生まれにサブカルが多いみたいな話が多かったけど、こないだ坪内祐三もそうなんだと知…

悪い男

天才、キム・ギドク監督作品。 子どもの世界で言い換えると『好きな女子に意地悪せずにいられないけど、ずーーと見ていたい男子の恋物語』ですよね。でもそれの大人版。だって、ひとめぼれした女子大生を悪い手を使って娼婦にしてしまって、しかもその模様を…

VOCA 展

art

最近はいろいろあって美術館とかに行けない日々が続いたのだけど、3/22に桜も見れるしと思っていった。少し早すぎたけれど。しかし、ここに書くのはなぜか終わってから。なんだか途中まで書いて、やめての繰り返しだった。VOCA展はなぜかわからないけど1年…

Bookjapan

定点観測をやっているおなじみサイトWebアクロスをやっている「アクロス」が立ち上げたらしいサイト。 いくらなんでもデザインレベルが低いよね。まあ、それは許せるとして、読んだら面白そうなコンテンツなんだけど、RSSにも対応してないし、これをどうやっ…

ニッポンの小説

高橋源一郎の小説も好きだけど、なんだか私は評論のほうが好きなのかもしれない。なんだか読んでいると、高橋源一郎の無限回廊のような脳みそのなかを覗いているような気になる。百年の孤独 ニッポンの小説作者: 高橋源一郎出版社/メーカー: 文藝春秋発売日:…