絶対安全文芸批評:佐々木敦


ボイスでたまに読んでいたのですが、それ以外に佐々木さんが書いている書評も含めた本がでたそうなので、借りて読んで見た。

連載時のイラストが西島大介さんなので、この本の装丁イラストもそうなので、なんだか最近の感じがする本である。紙が黄色なのは閉じて読めばかっこいいんだけど、読みづらい。少しずつ読む用の本にしていたので、いいのだけど。

絶対安全文芸批評 (INFAS BOOKS)

絶対安全文芸批評 (INFAS BOOKS)

私がいつも気になっているのは、なんで佐々木さんは映画評論→音楽評論→文芸や演劇へと映ったのかということ。この本ではトータスと阿部和重の比較みたいなことも書いてあり、そういうことは活かされているけど、なんだかいつも気になっちゃう。



私は中学くらいから佐々木さんの影響を受けているので、途中まで一緒の流れで動いていたけど、いち早く音楽から足を洗い、3年くらい動向はしらなかったけど、演劇やパフォーマンスについて佐々木さんがコメントしていたり、文芸についてコメントしていたり、岡村靖幸の復活インタビューも佐々木さんがやっていたし、なんだかいつも遠からずの文化圏内にいるなと思う。

この流れって何なんだろう?