「鍵のかかった部屋」をいかに解体するか


「「青春小説」「恋愛小説」「純文学」「セカイ系」…!? 小説を閉じ込めているジャンルを「解体」し、あらたな現代日本文学の「誕生」を宣言する、ユニークで画期的な評論集。舞城王太郎+愛媛川十三の小説と評論も収録。」

私の文芸含めて芸術に関する思想を形づくったのは『シティロード』だったと思う。だから仲俣 暁生と根本思想が近いんじゃないかと思う。だから私が舞城が好きだというのは、当然なんだなあと思った本。軽い感じの本であり、しかも何かを語ってそうでもあり、他のものとの意味のない(ある?)比較もあり、大きな意味で私には楽しめる本です。


「鍵のかかった部屋」をいかに解体するか

「鍵のかかった部屋」をいかに解体するか