ハムレット役者



「名随筆家でもある偉大な演劇人の全貌を精選 父・芥川龍之介と母との思い出や生い立ちから新劇史の証言、文学者や演劇人との交流など多彩なエッセイから丸谷才一氏の目で選ぶハムレット役者・芥川の真骨頂」

おすすめエッセイの中によくこの本を見るので、もう数ヶ月も前から図書館で予約していたのだが、さんざん待たされやっと手元に届いた。やっぱり人気なんだなあ。

おすすめの人が多いだけあって、文章が素敵だし、なんだか読みやすい。たしかにエッセイ的エッセイとして、なんか理想的だ。理想的なエッセイって何なんだろうか。やっぱり欲がない感じがすることかしらん。