文藝ガーリッシュ
- 作者: 千野帽子
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2006/10/17
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 5人 クリック: 84回
- この商品を含むブログ (76件) を見る
「「志は高く心は狭く」――尾崎翠、武田百合子、嶽本野ばら等、大正・昭和・平成三代のガーリッシュな文学作品を紹介する、スヰートで辛口な小娘(フィエット)のためのブックガイド決定版。」
いわゆる、ガーリッシュ文学だけではなく、舞城とかもフォローしてるすごい本。著者は名前もかっこいいけど、きっとほんとにかっこいいんだろうなあ。ガーリッシュっていうのはホントは辛口で毒味も少しあるんだというのを体現してる本。ブックガイドでありながらも、世界観を包括的に捉えて、その世界へと連れてってくれる本。
これだから、ガーリッシュ系のガイドって面白いんだなあ。私はこの系統に強くないんだけど、だから読んでしまう。この著者のもうひとつの本「文學少女の友」も読まなくては。