東京100発ガール

東京100発ガール (幻冬舎文庫)

東京100発ガール (幻冬舎文庫)


旅行中に読もうと思ってBookOffで買ったのだけど、なんでか持っていくのをやめてしまって、帰ってきてから読みました。小林聡美のことは好きといえば、好きですが、似ていると言われるので気恥ずかしい。好きですけどね。たしかに私のいとことは彼女にそっくりです。

似ているというのは顔というよりも、たぶん雰囲気。人生観が近いように思います。なのでこの本もそれほど面白いとは思えず、普通にだらーんと読んじゃう。エッセイとしてはある意味最高。でもこれは彼女が30歳くらいのときの本で、ちょうど今の私と同じなのですが、当時の髪型が同じおかっぱ。たぶん服装のセンスも近いように思って、ほんとは自分は小林聡美の大ファンで、無意識におっかけてんのかなあと思ったりして。たしかに「ああなりたいなあ」と思う憧れの女性ですけど。でも憧れって言葉とはなんか違う、そんな身近な存在の女優さんで、でも女優としてめちゃくちゃすごいなあと思ったりしますよね。