ボビー

エミリオ・エステベス(大好き!)があらゆるツテを使って撮った映画と表面的には見えると思いますが、エミリオはその人脈はもちろん、監督としての才能もきちんとあると思います。(むしろ俳優としてより、監督のほうがいいかも)

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エミリオは監督第一作目「ウィズダム」では、最後のあのあほなオチによってダメ監督の烙印を押され、当時付き合っていたデミ・ムーアとも別れることになりますが、あの映画だって演出とかは及第点ははるかに超えていると思います。私は大好きですよ!!そのあとも小品を監督してますが、これははじめての本格的な大作。。デミも(そして夫のアシュトンも)出演してくれています。とくにデミとエミリオが同画面に入るシーンはなんともいえない気持ちに。。と、映画ではなくエミリオの人脈ばかりに気をとられてしまいますが、監督としてエミリオはきちんとこの難しい群像劇をもりあげてくれるのです。


ロバート・ケネディ暗殺の日という、その日の群像劇であるが、時代性やひとりひとりの「人間」がきちんと描かれていて、あっという間の2時間弱。

エミリオ、次回作もがんばって!