俺たちに明日はないッス

これまたタナダユキ監督作品。1時間20分くらいでとても短い。さすがにあと10分はあったほうが良かったかもと思う、どこか消化不良な映画。もしや、青春期が消化不良のものだからあえてこうしているのかなあ。でもなんだかとっちらかっちゃってるよね、、。タナダユキ監督にあっていない題材な気がする。


というか、こういう高校時代の映画を見ると、フツー自分の高校時代を思い出して、物思いにふけるんだろうね。私もそのようにしてみたのだけれど、私の高校時代は「学生の青春」というものが抜け落ちていた。タナダ監督もそういう私のような人間かといままでの作品から思っていたので、こういう青春味わってナインじゃないかな。だから、なんだか落ち着かない映画になっちゃってるんじゃないか、と思った。


ただ、私は高校時代唯一かっこいいなーー素敵だなーーと思っていた芸能人(?)は田口トモロヲさんだったので、そういう意味でこの映画は私の夢でもあるな。田口トモロヲさんが先生だったら、それも違ったかもしれないな。私って、高校生ぐらいの男子ってあんまり魅力を感じないんだろうな。学校でもだれもいいなあと思えなかったもんな。


あと、いまyoutube電気グルーヴアンソロジー見て思ったけど、あれがずばり高校時代だなあ。よく卓球さんとかに「ぶすー」とかいわれて狂喜乱舞してたかも。ライブ楽しかったなあ。