ドキュメンタリー2本

ロスト・イン・ラ・マンチャ

鬼才、テリー・ギリアム監督がドン・キホーテの物語を描く映画の製作過程から中断までを追ったドキュメンタリー。戦闘機の騒音や豪雨、主演俳優の異変など、数々のトラブルがクランクイン後の撮影現場に降り掛かり・・・。

というお話なのですが、たしかにドン・キホーテ役にジャン・ロシュフォールははまり役だと思うので、実現に至らなかったのはほんと残念です。ジョニー・デップが一人奮闘しているのが物悲しい。そしてテリー・ギリアム監督の優しさとダメな感じがとてもかわいらしい。
思っていたより暗くなく、かわいくてやさしいドキュメンタリーになっているのが意外でよかったです。

ロスト・イン・ラ・マンチャ [DVD]

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オーケストラリハーサル

フェリーニと音楽家ニーノ・ロータの、最後のコンビ作品。ドキュメンタリーとあるのだけれども、あまりにもおしゃべりなのでドキュメンタリーに見えない。そこがおかしい。フェリーにの映画に出てくる人たちの話かたって、うちの家族のようだ。

ある寺院の礼拝堂を舞台に、そこでの演奏のために集まって来た音楽家たちのリハーサル風景をドキュメンタリー・タッチで描く。