怪奇小説集


暑くなったらホラー!っていうのは映画だけじゃない。本もです。夏にじとーっとした恋愛ものなんて読みたくない(いやいつもかも)これは短編集なので、ちょうど気持ちよくのめます。
「深夜、胸をしめつけられるような息苦しさに襲われたルーアンのホテル、真夜中の階段を上がっていく何者かの足音を耳にしたリヨンの学生寮、うなだれている人影を夜具の足許に目撃した熱海の旅館――「三つの幽霊」ほか、身の毛もよだつ恐怖譚14編を収録。」私は遠藤周作の描く海外が結構好きなんじゃないかと思います。怪奇というよりもブラックユーモアっぽいなあと思う本もありますが。さらっと読みたいときにどうぞ。

怪奇小説集 (講談社文庫 え 1-7)

怪奇小説集 (講談社文庫 え 1-7)