僕の大事なコレクション

「自分の家族にまつわるさまざまなモノを集めてコレクションする一風変わった収集癖を持つ、ユダヤアメリカ人青年のジョナサン。死ぬ間際の祖母から、彼女より先に他界していた祖父がまだ若い時に撮った古い1枚の写真を手渡されたジョナサンは、祖父のルーツをたずねるべく、ウクライナの地へと出発。通訳を務める地元の青年アレックスと、車の運転手役には彼の偏屈なお祖父ちゃん、さらにはその愛犬も旅の一行に加わるなか、ジョナサンは祖父の思い出の地を旅して回るのだが…。」


ロードムービー、東欧というだけで大好きな感じですが、この映画は音楽もふんだんに東欧的な民俗音楽が聴けて最高に楽しい。最初、オデッサの駅に降りた主人公ジョナサンを迎えるときにも、例の楽団がいて「ああ、ウクライナにいきたいなあ」と思ってきたりした。俳優のリーヴ・シュライバーの初監督作品なので、演出、撮影ががんばっているけどイマイチなのが残念だけど、脚本はよいし好感のもてる映画。せりふが少ないけど、喜怒哀楽が楽しめる。題名も、下のパッケージ写真ももったいないなあ。おすすめの映画です。

僕の大事なコレクション 特別版 [DVD]

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