ゴキブリコンビナート『my life as a punishment-game』

tomopoly2007-07-21


最近はほとんど目立った外出をしていない私ですが、久々の大イベントに参加してまいりました。今回は、以前超歌劇団をみた木場公演なので期待できるなあ。それにしても安全な感じがするーと思っていたんですが、私は予想通り安全。しかし、途中警察の方がきちゃって、小さい声でやらなきゃいけなくって、というか最後までやれるのが心配でした。一応最後までできたんですが、明日は大丈夫なのでしょうか?今回はカッパさえあれば、心おきなく安心して見れるような、あ、でも最初の火は怖かったなあ、、、大好きな八つ墓村みたいで写真撮りたかったけど。

ストーリーはいつもと同じような感じでしたけど、最近、宮台真司さんとかの『幸福論』というのを読んでいて、それとある意味近いなあと感じました。結局、格差というのはあって、何を格差とするか、で、その格差の中でも幸せと感じる瞬間はある。逆もしかり、、という感じ。

ゴキブリコンビナート  第22回公演
『my life as a punishment-game』
日時: 2007年7月20日(金)、21(土)、22(日) の3日間
開演 19:30〜
キケン、キタナイ、キツイの3Kミュージカルを標榜し、演劇界ゲテモノNo.1の名を欲 しいままにするゴキブリコンビナートあまりに大胆かつ無謀な空間使用のため、都内の多くの劇場で出入り禁止となり、活動の継続が危 ぶまれていたが、昨年より野外公演という新機軸を導入することによりより表現をワイルドに発展させる契機を得た。客席― 舞台の通常の舞台機構の在り方を根底から覆す空間づくりの独自さはもはや他の追従を一切許さない。「人生これ罰ゲーム」と題された今回の作品 は、社会最下層に息づくいわば「下流の極み」ともいえる人達の欲望むき出しの醜い足の引っ張 り合いを生々しく描き、その夢も希望もない殺伐とした世界が観る者に魂の裸の部分に触れさせ、負のカタルシスをあたえることだろう。 「人そんなに気取ってもしょうがない」というおおらかな気分をもたらすかも知れない。汚物まみれの役者陣が重機に翻弄され、絶叫 し、のたうち回る様を至近距離で逃げ惑いながら鑑賞するエンターテイメントの形。五感を総動員することを容赦なく強制される。ある意 味テーマパークのアトラクションに近いと言えるかも知れない。祝祭的とも言える。覚悟を持った大人のためのテーマパークだ。

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ゴキコン

終わったあとの現場。。。なんか、ゴキコンって終わるとさわやかというか、めちゃくちゃ爽快感があるんですけど、今回はとくに終わったらすぐ広い公園にでれるというのはいいですね。でも明日できるのかなああ。それだけが不安。

yasshikoさんのすばらしいレビューです。私のは解説らしき文章が全く無いので、詳細はこちらがおすすめ。全く同感でした。

http://d.hatena.ne.jp/yasshiko/20070721