メルティング・ポイント

@オペラシティアートギャラリー
ずっと「メルティングポット」だと思っていた。。意味が全然違うなー。たまたま時間があったのでいってみた。オペラシティギャラリーにいくと「都会」「日本」「現代美術」っていうのを短時間でいっぺんに味わえる。ギャラリーストアもNADIFFくらい充実しているので、ここにいけば最先端アートが堪能できる気がする。(好きか嫌いか別として)

今回はジム・ランビー、エルネスト・ネト、渋谷清道という三人の作家の展示。3人とも、あえてくくろうとするのであれば、日常からほんのすこし違ったところにある自然と文化、そしてその融点(強引にMelting point)を、すがすがしいかたちで鑑賞者に見せ、感覚に直接訴える作品が多いように思った。
エルネスト・ネトは最近いろんなところで作品を見ますし、(こないだはギャラリー小柳でやってた??)作品もいつも印象に残る。ブラジルの作家だそうですが、ブラジルは奥が深いなあ、そして生命のパワーを常に意識しているところなのかなあと思ったりする。今っぽさと自然というかやわらかさとかがうまく混在してるなと思う。これからの世の中の理想像のヒントになるかなと思ったり。


ProjectNは田尾創樹。彼はは、表現活動を行うためのさまざまな“名前”をもっているそう。展示は渋谷の宇宙百貨の奥にあるギャラリー(あれ、度忘れ、、)みたい。でも、いろいろ笑えるのでつい見入ってしまいました。いつもはあまり混んでいないProjectNも今回はなんかざわついてました。というか、かなりおばちゃん指数(50歳以上よ)が多いのはなぜ?

ちなみに、田尾創樹さんは芸能プロダクション「オカメプロ」(http://plaza.rakuten.co.jp/okamehachimoku/)というので社長兼アーティストとしてのオカメハチモクをやっているようです。なんか、昭和な匂いがするけれど、アバターっぽいというのが今っぽいのかなと思いました。


期間:2007.7.21日[土]─ 10.14[日]
東京オペラシティアートギャラリー(3F ギャラリー1・2)

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