酔いがさめたら、うちに帰ろう

酔いがさめたら、うちに帰ろう。

酔いがさめたら、うちに帰ろう。


「酒はやめられるのか!?その時、家族がとった行動は!?そして、待っていた意外な結末…。強制入院したアルコール病棟で起こる珍奇な騒動。別れた元妻と子どもたちとの優しい時間。情けなくも笑えて切ない脱アル中私小説。」

西原理恵子さんのご主人である鴨志田譲さんの私小説らしいけれど、ほとんどホントの話としか思えません。私の父はアル中でほとんど廃人なので、いくら「いいヒト」とはいえ、やっぱりみんなを「裏切っている」ことは心に留めて欲しいですよね。西原さんは妻なのでいいかもしれないけど、自分と血がつながっている父が周りを裏切ってばかりで酒を飲んでばかりだということを子供は常に見ているわけで、、、。私もそうですけど、恨んだり憎んだりは全くないけれど、ひねくれたガキになってしまいますよね。そこんとこをもう少し考えてもらいたい。個人的には「酒をやめる」とか「いいひとになる」とか言わないでほしい。でもこの火とのエライところは早死にしたところですよね。ウチの父は廃人すぎて死ねない、ずーっとみんなに迷惑をかけ続けています、、

でもリリーさんの表紙画はすごくいいですね。愛を感じます。