ルイジアナ美術館

コペンハーゲンから空港行きと逆の電車に乗り、フムレベック(Humlebæk)駅下車徒歩10分程。その間、民家がだーーと続き本当にあるのか、誰も人がいないけど、、と思ってると観光バスと思われるものが数台とまっていて人がたわむれてるとこ発見。
そこでした。

2007ルイジアナ美術館

ここまで24時間チケットでいけるので電車代はある意味無料。入場料は少し高めだけど、作品数、雰囲気ともに大満足できる空間です。初夏に一日ぼーーっとここにいたら楽しいでしょう。(でもそのころは混雑してるのかな?)

大きなExhibitionが3つ開催されてました。私は最初に【Richard Avedon Photographs 1946-2004】から回りました。大回顧展。もう何枚あったのでしょうか?リチャード・アヴェドンというとポートレートを撮る商業写真家のイメージで、たしか宇多田ヒカルのジャケットとかも撮影してましたよね。ほとんどが人間が正面を向いている写真ですが、なぜかみんな目が強く写っていて、見るものに訴えかけてくるものがあります。特に労働者の写真と、政治家の写真がアヴェドンの写真のもつパワーを表わしてるなあと思いました。
それとベルリンの壁崩壊の写真もあって、ベルリンの壁の石をお土産に買った私には感慨深いものがありました。

で、カフェで一休みし、海を見に行くために庭に行ったりしました。コートをクロークに預けていたのですが、海風はあたたかくて大丈夫でした。庭にはカルダー、ロジェなどのオブジェがあったと思います。

それから、Lucian Freud展。ルシアン・フロイド。かの有名なフロイトの孫だとは知っていたのですが、作品を見るのは初めてかなあ。でも最近流行の種類の絵なので見たことがあるような気もします。おしゃれといえばおしゃれ。
この展覧会で面白かったのは、ベッドの上で裸で直立し、足をバレーみたいなクロスにしている太った男性の絵。それを見た時「このモデルはほんとにこのまま立っていたのかなあ?」と思っていたら、その絵を描いてる写真があり、ほんとにこの太った男の人は裸でベットに変なポーズで直立し続けていたことがわかりました。おかしいなあ。

それから常設展などを見ました。常設の感じとしては木場の現代美術館に一番近いかなと思います。でも会場の雰囲気や規模が違うかなあ。会場というか場所は葉山の県立近代美術館みたいですね。素敵な場所でした。

■Lucian Freud 28.09-27.01.2008

Lucian Freud, grandson of Sigmund Freud, is considered the most important living figurative painter.
With an X-ray look and a rare sense of perspective Freud is going very close. Seemingly without mercy but with an intensity that replaces outer beauty with the recognition of something truely human. Read more...


■Tal R: the sum 07.09-6.01.2008
LOUISIANA CONTEMPORARY

Brown, red, black, white, pink, yellow and green - seven colours to make a point. Tal R is one of Denmarks most internationally well known painters, and with the exhibition at Louisiana he is taking stock. Read more...


■Richard Avedon Photographs 1946-2004 24.08-13.01.2008
Fashion photographer of vibrant cool and a fantastic creator of portraits. Richard Avedon is today considered one of the greatest photographers of the USA. It is impossible to write the history of photography without him.

A World Premiere: Louisiana has the privilege of showing the first retrospective exhibition of Avedons work since his death in 2004. At the same time it is the first exhibition of his work in Denmark.Read more...

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