世界最速のインディアン


このポスターをみたとき、アンソニー・ホプキンス主演だけど、どういうこと?邦題変えたほうがいいんじゃないかあ。インディアンがバイクの名前だって、フツーわかるのかなあ?と思ったりしたもの。題名がもったいないいい映画。素敵なロードムービーです。(しかも実話)


ニュージーランド南端の小さな町。
小さな家に一人暮らしのバートは今日も暗いうちから起きてバイクを轟かせる。少し近所迷惑なこのバイクは、1920年型インディアン・スカウト。彼の夢はこのインディアン号でライダーの聖地、アメリカ・ユタ州のボンヌヴィル塩平原で行われる大会で世界記録に挑戦すること。60歳を過ぎ、年金暮らしの彼には夢のような話だが、このまま夢で終わらせたくない、と決心を固めたバートはインディアン号とともにユタ州へ向かう―。


アンソニー・ホプキンスは相変わらずの名演。街で会う人が都会にいるマイノリティが多いのに、それほど展開せずにのんびりと過ぎていく。都会に出てくるということを考えさせるし、年齢も性別も人種もいろいろ関係ないなあと思ってきた。ホロリとするいい映画。ほんと、題名を工夫すればよかったのにね。