カレル・チャペックの警告


カレル・チャペックの警告

カレル・チャペックの警告


今年は年明けから温暖化とかエコとかの話をよく耳にします。あと、経済的なニュースも多いですね。


そういうテレビとかのニュースを見ていて、気になるのは全てにおいてマクロでものを話すひとがいないなあということです。同じようにひとりの人間としての視点も少ない気がします。なんだか生活に根付いていないような。。あと、ほとんどのお偉方は失敗を認めないですよね、、、と、まじめなことを言ってみましたが、チャペックを読むと少し社会について一人の人間として考えないと!と思うのです。

チャペックは激動のチェコにいて、自分も大変なのにとっても大きな視野で「世界平和」「人の幸せ」を考えているので、この本は今の時代に対する『警告』として充分通用するものです。とにかく自分のことばっかり考えてしまいがちですが、自分が幸せになるには回りの幸せあってこそだなあと、思い返しました。それと『自分』がないと幸せを感じることもできないなと思ったりして。