カネと暴力の系譜学
ほんとは「国家とは何か」から読みたかったんだけど、借りれずにこっちから読んだ。
- 作者: 萱野稔人
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2006/11/16
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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この本も「国家とは何か」が書いてある。自分が日本人であるのは民族的分類だけど、日本という国家に属しているのはなんでだろうか、、と思ったりする。というか、「国家」や「政府」がなくなったらどうなるんだろう、いわゆるアナーキー状態だけど、頭のなかで想像するような暴れん坊的アナーキーでなく、もっと幽霊みたいな世の中になるんじゃないかなとも思ったりする。
暴力という視点ではもっと大きな暴力(多数決みたいな)がかかれているかと思ったけど、ストレートに暴力団とかヤクザの話だった。たしかに国家ってそのレベルかもなあ。
それにても裁判員制度はひどすぎると思う。あの準備にお金かけてたりいろいろすると思うと情けない。どうして私たちは反対も賛成もいう権利がなかったのだろうか。。