ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル 岡村靖幸特集

このpodcastはいつも聞いてるんだけど、なにせ大体一ヶ月くらい遅れたりするので(他にもいろいろ聴いてるからね)やっとこの回を聞きました。


ちょうどつかまった後の特集。。でもその事件には大してふれずに岡村靖幸の曲、その中でも特に詩について、宇多丸さんが語っています。確かに岡村靖幸の詩はすごい。でも、私はその曲、特に編曲が大好きだ。もうCDが出せないのなら、インストだけでも出して欲しいと思うほど。でもインストだったら私が歌っちゃうだろうけどね。

SOPHIAの「Hard Worker」とかは作曲だけ岡村靖幸だけどやっぱり最高。編曲とかが岡村以上だなあと思うのは、マイケル・ジャクソンぐらいだな(笑。二人とも微妙ですね。。


ちなみに宇多丸さんは『カルアミルク』を何度もとりあげてるけど、この曲を聴くといまだに貴花田宮沢りえの婚約を思い出すのは私だけでしょうかね。

岡村靖幸の作詞は、言葉を細かく譜割りしていくことで、それまでの
日本語歌詞になかったリズミカルなビートの乗せ方に成功している」
「そうした手法で描かれる情景は、
“今まさにここ日本で生きている若者のリアリズム”。
それを、あたかも喋っているような感覚でポップミュージックに乗せた。
それは“口語的リアリズム”とでも呼ぶべきものであり、
限りなく日本語ラップ的でもある」
「彼の初期作品には、持たざる若者の若者の焦燥感に溢れていて
だからこそ普遍的な魅力がある」
「だが、実際の岡村靖幸は歳を取っていく……
次第に失われていく“童貞感覚”を惜しみつつ、
しかし成長した自分の生活を見つめ、謳歌しようとする姿勢。
そのバランスが見事だし、ポップミュージックとして素晴らしい」
「ただ、その危ういバランスを突き詰めていくと、かなり辛い所に行くのも、分かる」
「だから今の岡村さんにこそ、貴方の過去の名曲を送りたいです」

http://www.tbsradio.jp/utamaru/2008/02/post_204.html