満月の夜

エリック・ロメールの「喜劇と格言劇」シリーズ第4弾。見たことあるだろうと思っていたんだけど、初めてかもしれない。で、このシリーズの中で一番おもしろいんじゃないかと思う。主演のパスカル・オジェがすごく生き生きとしたパリジェンヌを演じていて、なおかつ最後ホロリとしてしまう。たいしたことない話なのになあ。

しかもパスカル・オジェはこの映画の公開直後急死したとのこと。クスリ??との噂らしいですが、確かにやせすぎているとは思います。だからこそ、ラストシーンの後ろ姿がほろりとさせられたのかもしれません