あるきかたがただしくない

あるきかたがただしくない

あるきかたがただしくない

歌人であり、おもしろいエッセイをかく枡野さんが離婚直後に出したと思われる本。図書館で装丁が可愛いので借りて読んだ。


離婚して裁判で月1度子供のとの面会が決められたにもかかわらず、面会をさせてくれない南Q太への恨み、というかそういう制度や弁護士への恨みがかかれている。私も調停離婚とか裁判とか少し経験があるんだけど(自分のことじゃないですが)、攻撃型の人のほうが有利だよね。嘘言っても、それが本当か嘘か証明するのは難しく、嘘つきは嘘ばかりいうので、いわれたほうはなんだかわからず攻められることが多いような気がする。


といいつつも人生は楽しいものじゃないかと、この本を読んで思う。どこかに楽しいこと必ずあるな。