乞局(コツボネ) 『媚励(ビレ)』

tomopoly2007-04-10


2007年4月10日 @こまばアゴラ劇場
今まで見たくてもなんやかんやで見れなかった、乞局を始めてみることができた。毒気が凄い、とか喪服割引だとかで、なんか不穏な雰囲気なのかな〜、と思ったけど、ところがどっこい笑える舞台でした。

お話は、いいお屋敷にしている3姉妹とそこの管理人的な役割をしている自称ゲイの男性、そしてそこに住む若い女性(とその彼氏たち)の人間模様。っていえばいいのかなあ。そういえばこないだアゴラで見た五反田団も4姉妹における女のヒステリーのお話ともいえる話で、少し似ているなあと思ったんだけど、今回の乞局のほうがすごくぐっときて、引き込まれた。

不眠症に悩まされる長女がカウンセリングをとっていて、そのうちにヒステリーになってカウンセリングのお医者さんを殴り倒すシーンから始まる。そのシーンで段々とヒステリーになっていくさまがすごく見ていて気持ちよかった。私も長女なので、ああいうところありますから(笑

ああいう退廃的な生活を送りたいと10年くらい前には思ったけど、いまはもう無理ですね。あの主婦みたいに、ゲイにしつこくするのはできそうです、というかしたいですけど。