明智小五郎の事件簿―黒蜥蜴

tomopoly2007-04-25


約1年振りの宝塚だった。明智小五郎モノと宝塚ってすごくぴったりだし、これを逃す手はない!!と思いいってみた。にしても開演時間6時30分とはほんとに厳しい。ダッシュしました。

ほんとは「パノラマ奇談」とかをやってもらったほうがスケール感がでていいと思うんだけど、やっぱり舞台といえば『黒蜥蜴』?

とにかくセットがめちゃくちゃすごい、なんかキュービズムだったり、ちょっとシュールレアリズムのようなぐにゃっとしたセットだったりと、面白かったし、光の使い方もすごくどろっとした感じで、毛皮族を見にいってるようだった(本末転倒だなあ)。

唄もかっこいい「戦争が終わったー、戦争がおわったー」みたいな感じで、ああ戦争が終わったんだなあ、でもまだ貧しさは残ってるんだなあ、、、曲調もムード歌謡みたいで、いまいち踊りとはあわない感じなんだけど、私の好みでよかったなあ。あと、宝塚にいくと「結婚」の重みを考えますね、なんかとにかくプロポーズ、結婚、これが大事。

明智小五郎の事件簿―黒蜥蜴(トカゲ)』
江戸川乱歩作「黒蜥蜴」より〜
脚本・演出/木村信司
[解 説]
 これまでにも様々に映画化、舞台化がされている江戸川乱歩作「黒蜥蜴」。宝塚版では、時代を先の大戦後に移し、憂いを秘めた名探偵・明智小五郎と、洋装から和装へと変幻自在に姿を変える女賊・黒蜥蜴とのスリルとサスペンスに満ちた物語を展開、三島由紀夫版とは違う宝塚歌劇ならではの結末へと進んでいきます。
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http://kageki.hankyu.co.jp/revue/1/index.shtml