yomyom Vol.2

tomopoly2007-05-08


1号も手にとって読んだけど、文字が多すぎるのでもったいないなあと思い買わなかった。しかしGWだし、短編をごっそり読みたいと思って買って観た。私はこういうところに書いている現在の作家の本は読まないので、お試しとしてはいいのかもしれない。わりと読みやすいので、途中までスーーーっと読んでしまったけど、途中から少女漫画の読みきりばかり入っている別冊を読んでる気になった。
にしても、角田光代の 「くまちゃん」はタカトシのタカのことなんだろうか。というかトレーナーにくまが書いてあって、下まで脱いでもくまがついているといわれるとタカしかいない。ので、タカだと思って読んだ。

あ、小説だけじゃなくてエッセイもわりと読みやすい。次号を買うかは微妙だが。

「好きな作家の一番新しい作品が楽しめる、読んだことのなかった作家にも出会え、その作家の文庫本まで手にとりたくなってしまう」
●読み切り小説
角田光代 「くまちゃん」
川上弘美 「四度めの浪花節
●エッセイをヨムヨム
佐藤多佳子チェンジ・オブ・ペース
森絵都 「新訳『星の王子さま』をヨム×8」
森博嗣 「僕の小説の読み方」
北村薫ヨムヨムとキクキク」
●中篇
乃南アサ 「すてる神」
●特集 石井桃子の百年
石井桃子 インタビュー 一世紀という時のなかで
中川李枝子 いつまでも変わらない、大きなお友だち
梨木香歩 はちみつ色の幸福に耽溺する
江國香織 うさこちゃんの陰影

yom yom | 新潮社