『室内』の52年 - 山本夏彦が残したもの - 展

tomopoly2007-07-26


会場は両壁面には『室内』の雑誌が埋め尽くされている。時代を感じるようで感じない表紙。シンプルなようでなんだか激しく主張している表紙たちにかこまれると、なんか落ち着くというよりも、あせってくる。入り口にあるVTRはまだしも、奥にある山本夏彦インタビューのVTRはジャズが流れていて、セカセカしてしまう。それが「っぽい」のかもしれませんね。好きな人は楽しめるけど、INAXなので、狭いです。椅子とかもあるけれど、あの展示のしかたではもったいない。

あと、「無想庵物語」が展示してあるのには感激。実は以前古本屋でこれが5冊100円のかごの中に入っているのを見つけて、狂喜乱舞したことを思い出しました。

コラムニスト山本夏彦氏が創刊したインテリアの情報雑誌『室内』。2006年3月号をもって休刊するまでの615冊が取り上げてきた特集記事や連載などを通して、また、戦後の住宅史・家具史を振り返りながら、時代背景とともに『室内』が発信してきたメッセージを改めて見直します。
INAXギャラリー1(東京):2007年6月18日(月)〜8月25日(土) 休館日:日祝日、6/21、8/11〜16

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