STUDIO VOICE と政治2.0

最近、状況が10年ちょっと前(55年体制の崩壊直後)に少し似てきて、にわかに政治ブームですね。先月のVOICEも「特集:政治」だったし。三島の表紙は違うんじゃないかと思いますけどね、これは森村展「清聴せよ!」との連動か?

読んでみるとあんまり内容がなくって、というか書いてる人たちが大澤真幸とか鈴木謙一とかで、読んだことのあるような内容「窪塚とナショナリズム」とかが書いてあってあんまり読む気になれなかった。あと田中康夫宮台真司の対談が載っているんだけど、こんなに顔をアップにする必要がなるのか??田中康夫ってまともなこと言ってるのに、しゃべり方と顔がなんか気持ちよくない(というか、、)のが残念だなと思うので、顔なしで読みたいと思うのになあ。あれでは。。。

あと憲法問題も宇川直宏とかタカノ綾とかがすこしコメントしてるページがあるんだけど納得いかない。というか軽すぎる。

唯一よかったのはチャート。あいかわらずVOICEは図作りが抜群。図だけを集めて別冊で売ったら絶対買いますよ。保存版。

スタジオ・ボイス2007年8月号 定価680円
政治を考える!
◎特集目次
ON POLITICS HELLO, JAPAN, HOW ARE YOU?
対談 田中康夫×宮台真司
WAR OR UNION?
対談 小熊英二×雨宮処凛

http://www.infaspub.co.jp/studio-voice/back_issues/2007/sv-contents0708.html

あと政治2.0の運動も面白いですね。私はもともと政治システムにネットがもっと活用できればいいなあと思って、ネット業界に入ったのでがんばって欲しいです。
年金問題とかもシステム的な部分の話があまりにもプアなので、もう少し開示して論理的な内容を知りたい。となると、やっぱり文字ベースのほうがいいですからね。