鈴木いづみコレクション〈5〉 エッセイ集(1) いつだってティータイム

鈴木いづみコレクション〈5〉 エッセイ集(1) いつだってティータイム

鈴木いづみコレクション〈5〉 エッセイ集(1) いつだってティータイム


この本の後半のエッセイは抱腹絶倒でした。面白い!
あと川崎という町の胡散臭さも書かれているし、なんだか後半はより「素」っぽい生真面目な鈴木いづみが出ていていいですね。

再読したいです。というか、再読かも。


特に面白いのが、「幻想の内灘」ここでは、言語感覚について触れている。といっても「たべものでいやらしいたべものはなにか?」。結果「中華どん」。ほかに アスパラガス、ピーマン。とか。
あと料理本がいやらしいと書かれている。たとえば

「味をふくませて、じょじょにしぼる」
「なすはへたをとり、十文字に包丁をいれる」

あーくだらなくて笑えた。