ナンバー23

全米公開時にSHOWBIZ COUTDOWNの特集を見て、見てみたいなあと思っていたが、、。ジム・キャリーがでる映画は好きだし、こういうサスペンス、ホラーみたいなのもきらいじゃないし、数字も好きだし、、と思ったのだけど。最近はやりの内容と、安っぽい映像で、すこし興ざめ。ただ短い(98分)のが良かった。

肝心の23にがんじがらめになる主人公の葛藤がイマイチ描ききれてない。「ナンバー23」という本は面白いのに、「ああ、ここも23、あそこも23」みたいなのが思っていたより少ないし、23よりも本の著者が誰かというのが多い。というがそれが最初から主題ですよね。とにかく映像がきどってて好きになれない。ジョエル・シューマッカーは昔のようにきちんときれいにとってほしい。こないだみた「ヴェロニカ・ゲリン」は丁寧な作品だと思ったのに残念。しかし、いつも人間が描ききれてないので、感情移入ができないんだよね。