映画篇

「映画」という言葉が題名にある本はすぐに手をとってみたくなる。この本は結構前にでていたんだけど、相当売れているのか予約がすごくて、やっと最近借りることができた。金城 一紀 といえば「GO」ですが、映画は見たが読んではいない。熱い最近の青春!みたいなのはノリについていけないので、読もうとすら思わなかったからだけど、この本はすごく面白く、涙がこぼれそうな感動(小さな)満載の五つ短編集。

映画篇

映画篇

途中までいつもの調子で速読していたんだけど、もったいないと思い、一文字一文字じっくり読むようになった。映画のいろいろな話が盛り込まれているのは、映画好きの私にとってはとても読みやすく、ああ小説っていいなあと思った。本読む時間って大事だなあ、とも久々に思った。