平凡パンチの三島由紀夫

こういう三島本は毎月のように発売されている気がする。しかも私も飽きずにいろいろ借りている。内容は当たり前だが知っていたりすることもたくさんあるのだけど、書く人によってこうも捉え方が違うのかと唸ったりすることもある。

平凡パンチの三島由紀夫

平凡パンチの三島由紀夫

この本は『平凡パンチ誌の最後の三島番記者が、自決まで三年間の肉体と精神の素顔を明かし、自衛隊乱入事件の「真実」に迫る。 』とあるんだけど、自衛隊乱入の真実というか、三島の生死観についていろいろと思いをめぐらせるというよう内容に思える。三島のルビッチの映画に対する賛美からいろいろなことを読み取ったりしていくのは、サスペンスみたいで楽しかったりもする。

昨日のモノマネで「アントニオ猪木部門」というのがあったけど、本にも「三島由紀夫部門」というのがあってもいいくらいだなあと思う。本人の著作も膨大だし、それ以外もかなり多い。なんでなんだろう。。。と考える本もありそうだ。