男性不信
かなり面白い、とウワサの池松江美さんの本。「今から男という生き物の愚かさを発表したいと思います――。」相変わらずの女子高っぽい本です。字も大きくてすぐに読めてしまいます。
- 作者: 池松江美
- 出版社/メーカー: 太田出版
- 発売日: 2008/03/20
- メディア: 単行本
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いつもこういう、池松さん、辛酸さんの本を読むと、私も女子高に入れば、こういう感情をもてたのかなー、なんだグロテスクでうらやましいなあと考えてしまいます。ずーっと公立で共学、しかもどちらかというと男が多い世界にいた私とは目線が全く違うのです。まず「男ってこうだよなーー」なんて、学生のときに考えなかったなあ。男は女ができるとすぐねたむ、ひがみっぽいなというのは少し思ったかな。。生徒っていうか、先生がそういう感じがした。「女は出来てはいけない」=「黒人もできてはいけない」だと考えたこともあったっけ?私は白人が黒人に人種差別していたのは、黒人のほうがホントは頭もよくって、もちろん運動神経もいいし、最初に差別しないと適わないからだと思っていたので、それと同じことが男女間でもおきているのかなあと当時は思っていました。今は少し違うかな。
男女間については未だに疎いままですが、男の子が生まれて授乳している横にこの「男性不信」という本が置いてあるというのは面白いシチュエーション。この子もこんなふうに思われるんだなあと。