ファウンテン 永遠に続く愛

いやー、びっくりしますよ。この映画!!しょっぱなからなんですか、、、あれは。見たことないけど『永遠の法―エル・カンターレ』かと思いましたよ。


ストーリーは同じトンデモ映画でいったら『幻の湖』かもしれない。でも笑えない。なんだか主役の二人(ヒュー・ジャックマンレイチェル・ワイズ)が大物だし、がんばっちゃってるから、見てるとぐったりくるんだよね。と、ぼーっと見てたら、なんだかびっくり映像になってヒュー・ジャックマンがアニメに見えてきた。ヤバイ、、、。


「生」と「死」の話でもあるんだろうけど、いやーちがうような。ダーレン・アロノフスキーが狂ってしまったとしか思えない映画。でも、映画ってこういうのがあるのがいいよね。


生まれ変わってもなお愛し続けたいと願う二人らしいけど、なんだかそれって納得できない。単なるエゴだとしか思えない。私がひねくれてるからかなー。最近「生」が善で、「死」が悪ってことを素直に受け入れられないなあと思うからかもしれない。諸星大二郎の『遠い国から』シリーズを何十回も読んでいるのが影響している。というかアロノフスキーは読むべきだ。