「Wave Front オーストラリア 現代アートの最前線」展

tomopoly2007-01-11


で、新年会が始まる時間が遅めだったので、逆に早く職場を出て、トーキョーワンダーサイト渋谷に『Wave Front オーストラリア 現代アートの最前線」展』を見に行く。

中のビデオインスタレーションも悪くはなく、とくに1Fの入口のダニエル・クルックスの作品(画面を細かく分けてゆがませたり、ディレイ(遅延)という方法で同じ画面の中に時間的なズレを生じさせたりしてる映像)はPCやテレビ等の画面のほうが現実より多く観ている私にとってはなんかリアル。現実もときどきあんな風にみえてしまう。恐ろしい。
その他によかったのは、クレイグ・ウォルシュの外から見る映像。というか、窓にうつるでっかい虫。なんかこういう映画あったなあ。虫がでっかくなるやつ。
というかあんな渋谷のど真ん中なのに、誰も気づいていないのがおかしかった。

2006年12月20日〜2007年02月17日
「日豪交流年2006」に際し、オーストラリアの現代アートをヴィジュアル、音楽の両面から互いの領域を超えて紹介します。2007年11月オープンしたTWS青山 クリエーター・イン・レジデンスの開館記念プロジェクトとして、オーストラリアのビジュアルと音楽のアーティストがTWS青山にレジデンス滞在を通して作品を制作し、TWS渋谷で展覧会開催、TWS青山では現代音楽のアンサンブルアカデミーを行います。今、最も注目される若手アーティストの一人ショーン・グラッドウェルも滞在しながら制作する新たな作品を発表。展覧会では彼らが滞在中に東京の新しい側面を発見し、触発しあうことで表現される、オーストラリアの現代アートの最前線を一同にご紹介します。
http://www.tokyo-ws.org/shibuya/