7月に観た映画(前編)
ゴシップチアガール☆
DVD未発売みたいですね。たしかに観なくてもいい映画です。チアガールが学校をのっとるような感じでえばっていて、どうしようもなく荒れた学校に新任教師が挑むという実話を基にした話。どうでもよい。
レイチェルの結婚☆☆☆
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ヘッドハンター☆★
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ブラッド・ワーク☆☆★
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スラムドッグ$ミリオネア☆☆★
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拳精☆☆
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ディアボロス 悪魔の宴☆☆
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追憶の切符☆☆☆
DVDなし。中国映画。素晴らしい景色と丁寧な演出で泣いてしまうところがたくさん。とてもよい映画。
プロフェシー☆★
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ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女☆☆★
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最近読んだ本(小説部門)
4月以降に読んだ小説だけ並べてみたが、女性作家ばっかりだなあ。なんでだろう。全部わりと面白かった。ほとんどが通勤中に読んでいるのですが、通勤していることを一瞬忘れる本ばかり。平山さんの本はちょっと気持ち悪くなるけれど。
山本文緒「みんないってしまう」
スーっと読めてしまう。普通にいい感じの短編集。
- 作者: 山本文緒
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川上 未映子「先端で、さすわさされるわそらええわ」
「ちょっきん、なー」という話がすごく好き。私は髪が異常に多くて、たまに気が狂いそうになるので、すごくそんなキモチ。
- 作者: 川上未映子
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鹿島田真希「六〇〇〇度の愛 (新潮文庫)」
題名にあるとおり、いろいろ温度や湿度を感じる本。熱いというより寒いけど。
- 作者: 鹿島田真希
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2009/08/28
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井上荒野「潤一」「森のなかのママ」
「潤一」はかなり面白い。一番すぐに読めました。
- 作者: 井上荒野
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- 作者: 井上荒野
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桐野 夏生「ジオラマ (新潮文庫)」
さすがという感じの短編集。中学のとき読み漁っていた、阿刀田高の短編集を思い出す。
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- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2001/09/28
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平山 夢明「独白するユニバーサル横メルカトル 」
たまにグロすぎて気持ち悪いけど、子供が主人公の短編は全て面白い。なぜ?
- 作者: 平山夢明
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6月に観た映画(第2弾)
消されたヘッドライン☆☆☆★
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アイアンマン☆☆★
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コンナオトナノオンナノコ☆☆☆
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ハリー・ポッターと謎のプリンス 特別版(2枚組) [DVD]
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カオス・セオリー☆
なんだか気持ち悪い。これ映画館で観たらものを投げそうだ。
ブックオブライフ☆☆
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サイタマノラッパーSR☆☆☆
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罪とか罰とか☆☆★
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天使と悪魔☆☆★
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6月に観た映画(第一弾)
陰日向に咲く☆☆:なんだかなー、面白いエピソードもあるけど。特になし。
フロスト×ニクソン☆☆☆☆
これは面白いですよ。最後がわかっているのが、いまいちなんだけど、世の中ってこんなもんなんだと思います。フロストって人は営業マンとしてすごいし、リーダーとしてすごいなあと。ニクソンもすごいなあと。政治家って強面のでかいやつが結構のさばるなあと思います。日本でもN元総理とか。
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ワンダフルライフ☆☆☆
l]
ARATAかっこいいな。懐かしい映画。シネマライズで10年以上前にみたきりで観たので、新鮮な気持ちにもなる。さわやかだなー。
ロストロポーヴィチ 人生の祭典☆☆★
音楽を聞いていた。
トウキョウソナタ☆★
これ評判がいいので観てみたけど、黒沢清の中で一番受け付けない。青山真治テイストな気がした。こんなステレオタイプな家族って。。キョンキョンがなぜ働かなくて、家でドーナツなど作っているのかが全くわからない。ピアノのエピソードも不要。
扉をたたく人☆☆☆☆★
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ブラックサイト☆☆
ダイアン・レインが老けたなあ。ストーリーがひどくありがち。
ホルテンさんのはじめての冒険☆☆☆★
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ベッドサイドストーリー☆★
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5月に観た映画
最近、全然更新してない。というか、更新するのをすっかり忘れるのですが、このブログは基本的に自分の観たもの(とくに映画)の備忘録としての存在がとても大きいので、これからは毎月に少なくとも一回は観た映画の名前だけでも書くことにします。
5月に観たもの(観た順)
800万の死に様
少年と砂漠のカフェ
母なる証明
マンオンワイヤー
理想の恋人.com
パリ警視J
U-900
ブラックボード 背負う人
イングロリアス・バスターズ
スペル
fog of the war
歩いても歩いても
世代(アンジェイ・ワイダ)
メジャーリーグ
ホットショット2
アンヴィル
フリーマネー
恋するシャンソン
コーマ
結構、当たりの月だった気がする。期待していなかった映画(理想の恋人、U-900)も面白かった。つまらなかったの映画がない。後半、何度か観た映画ばかりなのでそれもあるかも。「ホットショット2」は本当に酷いけどでもいい。「フリーマネー」は何度も観てるけど、落ちぶれてからのチャーリー・シーンものの中では出色の出来。
この中で面白かった5本
母なる証明(これは既に書いたけど)
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名作だと思います。いろんな人に見てもらいたいなあと。あんなところで黒板で授業をしようとするのはおかしいなあと思う反面、あんな状況だからこそ学ばないと光が見えてこなくていけないと思う。
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とにかく面白いので。
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スクールアタック・シンドローム
[rakuten:book:12082562:detail]
単行本版「みんな元気」に入っている2話に、書下ろし問題作「ソマリア、サッチ・ア・スウィートハート」を併録した文庫本。めちゃくちゃ面白い。最初の1作目は読んだ気もするけれど、とっくに忘れていて、でもやっぱりなんだかすごく面白い。最後まですぐに読んじゃうし、まわりが見えなくなる。文体が好きなんだとも思うけど、やっぱりグロくてエロくてダークででもなんだかせつない話がもっと好きだ。
というか、土曜日にゴキブリコンビナートを見たんだけど、グロさの種類が近い。私はあんまりグロいものは好きでないつもりなのだけど、舞城作品もゴキコンも好き。なんだかグロとかエロとかでなく、人間の本質に見えるからだ。なんだか『欲』というのをあまり感じず、逆に『情』を感じる。
そういえば、『甘え』も犯されまくる話でもあり、近親相姦も暗示しているのに、女子的にOKで、きっとそれをストレートにやるゴキコンは女子的にはNGだよなあ。なんだか、微妙な差な気がしてきた。
「甘え」劇団、本谷有希子
水橋くんが出ているということで見に行ったのが一番大きいけど、最近本谷有希子さんの本とか読んだりして、舞台とか映画で見るよりしっくりしてたので、何か変わったのかなと思ったりもして、結構期待してみた。
役者陣が豪華だし、「夜這い」「らしい」なんかぐちゃぐちゃの女性みたいな感じで、面白いっていえば面白い。しかし今回は『同情』というか『親子の情』がクローズアップされていて、私にはまったく理解できなかった。父の娘の関係ってもっとシビアな感じがあると思う。たぶんこういう本になったのは、本谷さんのお父さんが立派な人だからだと思う。ひどいダメな父親に育つということはあんなに甘いもんじゃない。ああ、それが「甘え」なのかなあ。「夜這い」がどうの、というのはふりかけのごま程度で、本当はあのダンスシーンが一番印象に残る。人はなんだか狂って踊ってストレスを解消するのが一番。音楽というのはそういう意味で素晴らしい。
役者陣はがんばっていて、安藤玉恵さんは相変わらすめちゃくちゃうまかったけど、いつもあんな役。違う役も見てみたい。これからの日本映画界をひっぱるであろう女優さんで、私の中では安藤サクラと安藤玉恵のW安藤は脱ぎっぷりもいいし、最高の女優さんだと思ってます。