2007-01-01から1ヶ月間の記事一覧

『特権的肉体論』唐十郎

なんか外波山文明と『はみだし劇場』に興味が沸いたと、さっき書いたのだけれど、その原因はちょうど先日読んでいたこの本にあるのかなと思った。 唐十郎は東京の人なので、田舎の土着が覗かれた「日本」という国全体を覆う『土着』というか『怨念』を感じる…

『さすらい』佐々木昭一郎

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以前NHKアーカイブスでもやっていたけれど、日本映画専門チャンネルでまた、佐々木昭一郎特集をやっているので、前回見逃した『さすらい』を見る。 めちゃくちゃ面白い。 友川かずき、遠藤賢司、笠井紀美子などミュージシャンの出演も面白いけれど、なんとい…

芸術ウソつかない 横尾忠則対談集

対談集とはどれもこれも面白いので、これもまた面白いんだけれども、なんといってもびっくりしたのは横尾忠則はほんとはYMOのメンバーになるはずで、会見の日に遅刻したためそれが急遽キャンセルになったということ。(細野晴臣との対談で明らかに!)YMO立…

甘い嘘

こないだフランスのミステリー「ゾディアック」は面白くない、フランスは推理に真剣みが足りないと書いたんだけど、このミステリはよく出来ている。フランスっぽい雰囲気。モンパルナスいいなあ。 というか、フランスものって警察がダメなんだよね、、 これ…

野溝七生子というひと―散けし団欒(あらけしまどい)

感覚が冴えているときと、冴えていないときで本の感想って変わってしまうと思う。いまは冴えているのか、ちょっとした文章でも感動してしまう。この本は、著者である矢川澄子のやさしい感じと、真の強さと、そして、野溝七生子というひとの大きな心を感じて…

ごきぶり名作劇場①『フランダースの犬』

ゴキブリコンビナートの番外公演?なのか、オリジナル台本にこだわり続けるゴキブリコンビナートが、あえてその禁を破って広く東西の文学から原作を求め作品化!! したもので、舞台も1時間弱という短編。 ぜひごきぶり初心者の方には行ってもらいたい。②「源…

スーパーエッシャー展「ある特異な版画の軌跡」

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とにかく大混雑しているらしいエッシャー展。 職場の帰り道にあるし、まだ年始なので仕事も忙しくないので、6時ぴったりに職場をでてBunkamuraへ。チケット持っていない人は【10分待ち】と書いてあるが、スムーズに買えました、 が、、、しかし、中はめち…

「Wave Front オーストラリア 現代アートの最前線」展

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で、新年会が始まる時間が遅めだったので、逆に早く職場を出て、トーキョーワンダーサイト渋谷に『Wave Front オーストラリア 現代アートの最前線」展』を見に行く。中のビデオインスタレーションも悪くはなく、とくに1Fの入口のダニエル・クルックスの作品…

新年会

昨日は職場の新年会だった。忘年会はいろいろあって半分の人が欠席したために、いつもやらない新年会をすることになったのだ。 久々の大人数での飲み。なんか、食べたり飲んだりするのがいろいろと面倒で(配ったりお酌とかしながらだと)あまり食べない。話…

泥棒日記

某エラい人が、窃盗で捕まった人のことを「泥棒」といっていたのを見て、かわいらしいなと思った。 下着泥棒と下着の窃盗犯、なんだか後者のほうが怖そうな感じがする。窃盗の「窃」という字が何だかこわい。 この本も泥棒なので、なんだかひどくグロいこと…

マスター・オブ・リアル・カンフー 大地無限

去年はヨガを1年やっていたんだけど、ほんとはカンフーが大好きなので太極拳をやりたい。 年始にこの映画を録画していて観た(もう3度目くらい??)んですが、やっぱりカンフーしたい。で、ちかくのセンターで太極拳教室とか観たりしてたんですが、やっぱり…

アップル iPhone発表!!

携帯も同じものを2年以上つかっているし、ipodにいたっては3年以上使っている私にとって絶好のニュース。 でも日本での発売は来年以降になるらしい、それまで待てるのかなあ。でも次や絶対ブラウザフォン!と思っている私には最高のもの。でも日本で同じもの…

ゾディアック〜十二宮の殺人(1話〜5話)

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今年は映画200本に抑えようと思っているので、その分のあいた時間にいろいろ普通のドラマとかを見てみようと思っている。 でも途中で見れなかったりするのがいやなので、とにかく年末に一挙放送していた、この「ゾディアック」とあと2話までで断念した「…

ドラゴンヘッドはドリフのコント?

お正月の深夜にやっていた『ドラゴンヘッド』を見てみる。前半の40分だけで「これってどうしちゃったの?」「映画なの?」「撮影はプロがしてるの?」との疑問がふつふつと。 原作を1巻だけ読んでいて、尚且つ面白いなと思っていて、少しだけ期待してたの…

覚書:爆笑ヒットパレード0部

今年の元旦の爆笑ヒットパレードはなんと朝5時から。 もちろんそんな時間に起きることはできないので録画をしていて、あとからじっくりみたのだけれど、0部〜5部までかなり充実した内容。ほとんどの芸人さんが出たのではないかと思います。最後5部の中堅…

AERA COMIC ニッポンのマンガ

amazon:高野文子の新作が載っていると言うので、前々から買おうと思っていたのだけど、本屋のどの場所にあるのかわからずにやっと年末買うことができた。 浦沢直樹の30Pの短編が相変わらず面白いし、ここ10年の漫画界の総括がいろいろ載っていて読み応えがあ…

春夏秋冬そして、、、

外を歩いているとNYで22度というニュースがTVに映っている。 amazon:キム・ギドクのこの映画はきちんと春夏秋冬があるのだけれども、今後もこの四季はきちんと保たれるんでしょうか。この映画、台詞が少ないんだけど、人生が凝縮されてるすごい映画。そ…

ゴールデン街じゃなくってヨーロッパめぐり

田中小実昌のamazon:新宿ゴールデン街の人たちを読んだんだけれど ゴールデン街というよりもヨーロッパ巡り(ベルリンとかアムスの旅行記)で、それはそれで面白いのだけど、 題名で読んだ人はびっくりするのではとおもった。 でも「落ち着けない人々」とい…

ジョニー・デップ「ネバーランド」

ピーター・パンの舞台「ネバーランド」ができるまでのエピソード。 もっと面白いかと思ったけど、ぐっとこない。やっぱり実際のお話だからでしょうか。役者はうまい、し、子役もパーフェクトなんだけど、その完璧さがなんか、、という勿体無い映画。もともと…

球体写真二元論:細江英公の世界展

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昨日、東京都写真美術館で『球体写真二元論:細江英公の世界展』を見た。土方巽の写真が目当てだったんだけど、もう初っ端にある横尾のポスターがかっこいいし、洗練されていながらも、土着っぽい泥臭さとエロティシズム。ああ、パワーをもらったなあ。絵本…

やっぱりこれは名曲

ぬいぐるみいれてばかりな感じ。 というか、この歌ってよくできたコント。 たまに聞くと『心配性』なのに安心する。 落ち込んでいても、楽しい気分。大竹は相変わらずの寒がりだな。

言葉で言っても仕方がない、と思うことはたくさんある。

でも言葉がないと「行動」できないときもある。わたしは昔はWEBのデザインの仕事をしていたわけだけど 別に勉強とかしてなくって、ほとんど映画、それも オープニングテロップとかを参考に作ってました。 パンフレットとかもみていましたけど。でもこの本を…